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創世奇譚アエリアル レビュー
今回は、絶賛プレイ中の創世奇譚アエリアルレビューをお届けします。

『創世奇譚アエリアル』を応援しています!

残念ながら某掲示板ではあまり評価されていませんが、
創世奇譚アエリアルが面白い作品であったことは間違いありません!

ただ、展開や見せ方に不満を感じたのも事実です。
どういった点が良かったのか悪かったのか、
私なりの視点で、少々のネタバレを含んでお送りします。

未プレイの方は逃げてー!以下ネタバレ注意



まず良かった点から。
1.シナリオそのもの
なんといっても設定・世界観が好きですね。
人類滅亡を阻止するという話は映画でもゲームでも数多くありますが、
それでも燃えずにはいられないんですよ。

展開もラストに向かって強大になっていく敵に立ち向かうという
王道的なものに加え、自らの意思に葛藤する場面が多く見られました。
シンはどのように成長するのか、物語の結末はどうなるのか。
ラストまで息切れすることなく華麗に魅せてくれました!


2.サウンド
しほりさんの歌う主題歌「紺碧のアエリアル」はまさに魂の楽曲。
素人の私が聞いても難しい曲であると感じましたが、
それを圧倒的な歌唱力で歌い上げるしほりさんは半端ないです。

ご本人もライブで「カッコイイ素敵な鬼畜曲」と評されていましたが、
まさにその通りだと思いますw
よく息が持ちますよね。肺活量が凄い!

ディレクターγさんが歌われた「Sky Soldiers」もこれまたカッコイイ曲。
今後はボーカル活動もあるんじゃないですかねw
あかべぇライブ2013での登場に期待しましょう!



次に悪かった点です。
これはシナリオの見せ方、展開に尽きますね。

1.同じ言葉の繰り返し
特に頻出だった「大人は~」というフレーズは何百回見たことでしょうか。
もちろんそれが今作のテーマであり、
井上さんがユーザーに伝えたい点であったことは理解できます。

しかし、流石にクドすぎた。
何回も連呼することにより、非常に安っぽいものになってしまいました。
本当に伝えたいことは最後の最後に一言囁かれた方が、
ユーザーの心に刺さるんじゃないかなと思いました。


2.回想シーンが多すぎた
回想の多さに加え、抜き出す範囲も広すぎたように思います。
本編の流れをぶった切られたように感じて、気分よく読み進めることができませんでした。
(私は一気に読んだのでそう感じましたが、
時間をかけてプレイする人にとっては忘れているシーンも多いと思われるので、
逆にありがたい仕様なのかもしれないですね。)


3.似たような展開
7章に入ってからの怒涛の展開がありましたね。
本来ならここでガーッと熱くなるんですが、なぜかそこまで熱くなれませんでした。
これもまた「SPOOKが死んだと思ったら死んでなかった!」
といった見せ方が多すぎたからでしょう。

もちろん最初は驚きを受けましたが、
次第に警戒心の薄い主人公達にいらだちを感じました。
作戦は帰投するまでが作戦ですよw



ここまで書いて改めて感じたのは、
この作品には繰り返し表現が多すぎたということです。

このせいで本来なら印象的なセリフや記憶に残るシーンも、
薄れてしまったように感じます。
シナリオそのものは面白いだけに、残念でなりません。

私の好物のコーヒーにたとえると、
凄く美味しいコーヒーにミルクと砂糖を入れすぎたせいで、
コーヒー本来の香りや味が感じにくくなってしまった。といったところでしょうか。

わけのわからない例えが出たところで、本日はドロンしますw



P.S みなさんのご意見をよろしければお聞かせください。
あかべぇを応援するブログなどと言っておきながら、
作品ディスってんじゃねぇよ!
といった意見でも結構です。

全ての作品を手放しで褒めるのは、応援というかただの宣伝だと思いますので…。
なんでもかんでもマンセーしてる方が楽なんですけどねw

レビュー | 【2012-08-06(Mon) 08:37:02】
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