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【レビュー】 ChuSingura46+1~忠臣蔵46+1~
久々のエロゲーレビューです。
ネタバレ満載ですので、未プレイの方は回れ右でお願いします。

発売から1年近く経ってますし、かなり今更感満載なんですが、
ここ数年で会心のヒットだったのでレビューします。

そのタイトルは…
ChuSingura46+1~忠臣蔵46+1~

ChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- 通常版ChuSingura46+1 -忠臣蔵46+1- 通常版
(2013/11/29)
Windows

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なにやら、2013年春にめっちゃ面白いゲームが出たらしい。
制作は同人上がりのインレという聞いたことないメーカーで、
内容も個人的にあまり興味のない歴史モノ。

食わず嫌いで敬遠し続けたものの、
あまりの評判の高さに最近になって購入を決意しました。

中古でも良かったんですが、見当たらなかったので新品で入手。
これで面白くなかったら痛いなぁw

まぁ結果的には遅ればせながら、
こんな素晴らしい作品を作ったメーカーにお布施が出来て良かったんですが。


総合 95点
作者の想いがヒシヒシと伝わってくる、まさに魂の作品でした。
章毎にリリースしていた同人時代の遺産だと思いますが、
続章への惹きも素晴らしかった。

また、エンドロールで度肝を抜かれたんですが、
原画・グラフィック…ぬい
シナリオ…葉山こよーて
企画…葉山こよーて
音楽…井原恒平
背景…ぬい
動画…ぬい、葉山こよーて
スクリプト…ぬい、葉山こよーて
デバッグ…ぬい、葉山こよーて
演出…ぬい、葉山こよーて

2トップが強力すぎるwww
常識的に考えてコピペミスとしか思えない登場頻度。

なんといってもお二人の情熱があったからこそ、
エロゲ業界を代表する歴史モノの名作となったのではないだろうか。

以下、章毎の感想というか書き殴り。

内蔵助編 100点
インレ『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』

歴史に疎い自分からすれば、1週目どころか0週目でしたw
というか私が主人公だったら、なんのアドバイスも出来ずに討ち入りですorz

最初は、内蔵助の突然幼児化する
奇想天外なキャラについていけなかったですw
性格も掴み所がなく、「これは好きになれないかなー」と感じたんですが、
どんな時でも弱みを見せない立ち振る舞いと、直刃を信頼する姿にいつのまにか惹かれていましたね。

王道とはいえ、討ち入りの盛り上がりは最高でした!
直刃を元の世界に返す為、討ち入りに参加させないのは漢気を感じましたし、
直刃じゃないですがこんなに人についてきたいなぁと思いました。

印象に残ったのは、縁側での語りを思い出すシーン。
涙なしには見れなかったです。
300年後の現代で一緒に暮らしたかったっ…。

討ち入りではなんとか吉良を倒し、万々歳かと思えばあのラスト。
あんな雑魚にやられるとは…。無念。

また、成人モードと幼女モードを見事に使い分けたみやびんには拍手を送りたい。
正直、みやびんの声は特徴的であまり好きではない部類だったんですが、
今回の演技は本当に良かったです。
ファンになります!


安兵衛編 97点
インレ『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』

立ち上がりは最悪のテンション↓↓
ループものなので避けられない流れとはいえ、
直刃の空回りっぷりは見てられないですね。
安兵衛も可愛いというよりイケメンですし、
このルートは萌えないなーと思っていたんですが…。

安兵衛の寝起きはヤバいw
一発で精神を持っていかれました。
桐谷華ちゃんの低音が癖になります。

シナリオが進むにつれ、安兵衛が徐々に直刃に惹かれていく姿がいいですね。
そんな安兵衛さんですが、討ち入りのラスボスっぷりは半端ない。
絶望とはまさにこのこと。

それを乗り越えたものの、一学とのバトルで負った傷が開いて死ぬって。
直刃さ~ん。なんとかならんのですか!!

別れ際の安兵衛の悲痛な叫びは心に響きました。
「今度会う時、俺は直刃のことを覚えていないのだろう!?そんなのは嫌だ」
はもう涙で画面が見えなかったです。
このシーンは作品を通しても、断トツで印象に残っています。


主税編 100点
インレ『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』

スタートは爽快。
急進派編とは打って変わって、ループの経験値を生かして主税を助けちゃう。
かっけえ!俺かっけえ!
主税めっちゃ乙女やし!
かわええ!主税かわええ!

と思っていたのも束の間、まさかの主人公萎え萎えモード。
これはアレですね。
任務途中に現実世界に戻った某タケル君です

まぁ、過去に好きになったヒロインを思う気持ちもわかるけど、
健気な主税が可哀想すぎるぜ。

中盤、萱野さんが斬られてメンタルをやられる直刃。
剣技が上がった代わりに精神力がダウンしてますねw
でも、そんな直刃の引きこもり生活に付き合ってくれた主税に更に惹かれちゃいました。
おもらしシーンで好感度が上がったのは初めてでしたw

作中にも表現がありましたが、
1・2章は目標とするヒロインにがむしゃらに付いていくといった話でしたが、
3章では直刃自身が成長したことにより、
目標にされたりヒロインの好意に応えるという違った展開で飽きがこないのが良かったですね。

討ち入り後。
最後に主税と交した言葉が「なんとも思ってなかった」ってのは
心からの言葉ではないのは理解しつつも、ちょっと辛かったです。

そこからの流れで、ラストの相合傘ね。
主税がこっそり書きに行った(と思われる)時点で
「これは現世に帰ったら発見するやつやん」とは思ったんですけど、わかってても超号泣ですよ。
やっぱり確かに主税が存在して、愛し合ったという事実が確認できたってのは大きいですね。
地震で石が裏返るんか!?というツッコミなんかどうでもいいですねw

最後は一学が意味深発言でエンド。
いよいよ黒幕との対決か~?と期待が高まりました。


一学編 82点
インレ『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』

ここからが商業化してからの加筆分らしいです。
CG総数からしても伺えますが、ボリュームは一番少なく5章への前振りという印象。
シナリオも歴史のお勉強が中心でしたが、
別方向から見た忠臣蔵ってのがわかって良かったと思います。
「正義の反対は、悪ではなく別の正義」ってことですかね。

一学というか、一魅の好感度はかなり上がりました。
Hシーンはかなりエロいい。


右衛門七編 87点
インレ『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』

確かにヒロインは右衛門七でHシーンもあるんですけど、
右衛門七編って感じはしませんでしたねw

ところで、作中に赤穂浪士が1年雲隠れしたって描写があったんですが、
これは現代に飛んだってことですよね?
赤穂浪士が制服を着て学園に通う「学園忠臣蔵」ってとこですかね。May be

まあ、ここに至るまでの流れはかなりキツいものがあったので、
最後の最後くらいは出来すぎなハッピーエンド希望してたんで、文句なしです。
ハーレムまで形成しつつあったのは想像以上でしたがw
FDへの期待が高まりますね。


音楽 95点
なんといっても1st OP 「仇華-ADABANA-」が大好きです。
Ducaさんはかっこよくてちょっと儚い歌詞がピッタリはまりますね。
また、作中でオルゴールアレンジ的なBGMが流れるシーンは総じてヤバイ。
パブロフ的に泣いてる感じもするくらいの破壊力でした。

ayumiさんの2nd OP「Dearest Sword, Dearest Wish」 もアツい。
ラスサビの「断ち切る 今 宿命の螺旋ん~ぬぅ~!」がめちゃカッコいいですw


キャラクター 90点
シナリオももちろんですけど、ここもChuSingura46+1を語る上では外せない。
章毎に一番好きなヒロインが変わっていきました。
気が多いんじゃないかと叩かれている直刃クンですが、
私自身との好感度シンクロ率は高かったと思いますw

~キャラ好感度~
開始時点 主税>他
1章終了 内蔵助>主税>安兵衛
2章終了 安兵衛>内蔵助>主税
3章終了 主税>安兵衛>内蔵助>新八
4章終了 主税>安兵衛>内蔵助>一学>新八
5章終了 安兵衛>主税>内蔵助>一学>新八>右衛門七

右衛門七悪くないんですけど、他が強すぎますw
サブで好きなキャラは小夜、小平太、郡兵衛の3人。

小夜はマジ可愛い、いやマセ可愛い。

小平太は死に際が見事。
ちっちゃいんで噛ませっぽかったんですが、結構なキーパーソンでしたね。

郡兵衛は竹を割ったような性格で作品通してカッコいいですし、
ラストで助太刀しにくるとこなんて溜まりません!


CG 90点
各所で言われていますが、立ち絵の多さは異常です。
一枚絵より手間かからないとはいえ、あのバリエーションには恐れ入りました。

またそんなバラエティー色の強い立ち絵とは打って変わって、
Hシーンではかなり塗りが細かく、とにかく美麗!
数少ないHシーンというのをしっかり心得ているようで、
力(主税)のいれ具合が伝わってきました。


ボイス 100点
ここも推したい!
作品に深みを出しているのは間違いないです。
何事も原作信者な私ですが、同人時代は声がなかったと聞いて、
商業版が初プレイでよかったと思うほどでした。

一度は聞いたことのある有名な声優さんが多いですが、
萌え声しか聞いたことがない方も結構いて、新鮮かつ圧倒されましたね。

中でも一番凄かったのはメイメイ(御園生めい)
がっちゅ時代の棒演技(可愛かったけども)から比べたら、別人かと疑うレベル。
地道に技術を磨いてきたんだなぁと思うと脱帽するしかないです。

あとは華ちゃん。(桐谷華)
有名タイトルにたくさん出演されていらっしゃいますが、
ここまでの低音かつカッコイイキャラは無かったかと。
通常とデレのギャップでいえばナンバーワンでした。


システム 90点
不満に感じた所はなかったですし、特にスクリプトが凄かった!
ラストの決戦はもちろんですが、通常の立ち絵もよく動いた印象。
スクリプターさんというかお二人さん、お疲れ様でした。



だらだらと書いてしまいましたが、
プレイ直後の今の気持ちを書き留めておきたいと思う、
久々に心底楽しめたエロゲでした。

そんなChuSingura46+1ですが、
今月末の6月27日にファンディスクの詳細が公開されるみたいですね!!
本当に楽しみでなりません!

ここからは妄想ですが、
・討ち入り後の空白の一年「学園ChuSingura46+1」編
・本編アフター「ハーレムChuSingura46+1」編

上2本の萌え展開に加えて、燃え要素が不足しそうなので
新八郎か萱野さん、孫太夫あたりの人気キャラで、
本編をもう一回やって欲しいですね。

欲張りすぎですかw

インレ『ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-』


レビュー | 【2014-06-11(Wed) 23:00:00】
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